第406段 フジミ 1/72 AV-8A ハリヤー(最終回)
先日本社に呼ばれ、部署内で来年の工程の打ち合わせをした。
皆さん御存知の通り、今静岡の現場を担当しており、客先から弊社の社長経由で、来
年の試運転まで現場担当して欲しいと、直々に社長から連絡がきたばかりだが・・・
私が所属する部署の部長から「社長は工程の事、全然分かってない! 君が試運転担当する
のは筋違やろ!来年の残工事と試運転は、通例通り、試運転グループに担当させ
る。君には来年、別のプロジェクトを担当してもらうから、12月25日をもっ
て、現場を引き上げするように!」の辞令を受けた。
私としては、大阪に戻れるのは非常に喜ばしい事なのだが、ここまでまとめた現
場・・・工場が稼働するところを見たかったのも事実・・・嬉しいのか???悲しい
のか???
確かに部長の言う通り、今まで現場担当してきて、試運転グループを差しのいて、
試運転まで担当しろ!と言われたのは初めての事だ。
でも折角、社長命令で試運転まで担当させてもらえるのなら、自分のスキルアップに
繋がると喜んでいたのだが・・・弊社のドンから帰って来いと言われて断る勇気は
私には無い(笑
兎に角、引き上げ日が後1週間しかない!
今製作しているハリヤーは完成するだろうが、まだ記事にしていないアオシマの
PAC-3パトリオットが完成するかどうかが微妙なところ・・・
何とか頑張って、両作品の完成を目指そうと思う。
という事で今マジで深夜遅くまで仕事・・・じゃなくて模型製作に励んでいます!
今回もいつも通り、下地色として、黒サーフェーサーを全体に吹き付けました。
今回は洋上迷彩という事で・・・
洋上迷彩カラーセットを購入してみました。
まずは、C375を機体上面全体に吹き付けました。
乾燥後、マスキングテープを貼って、迷彩パターンを描きました。
パターンを描いたマスキングテープを新聞紙に貼り移します。
各々のパターンを切り取って、コヨリ状にしたマスキングテープを裏から貼ります。
そして、マスキングパターンを機体に貼って、マスキング完了!
マスキングの上から、C374を吹き付けて、マスキングパターン及びマスキングテ
ープを剥がしてみた所・・・うーーーーんんんん・・・迷彩は完璧ではないにせ
よ、ほぼ納得のいく塗装になりましたが、グレーのラインが太過ぎ!
でもこれをリカバリーするとなると、確実に今より汚くなると思うので、目を瞑りま
す・・・
もうこの時点で、この作品は・・・〇敗かな???
完成品を前にして、ビール飲む気持ちになるか???、が微妙な所・・・
それと鳴海章氏著の「原子力空母信濃」に登場するファイティングハリヤーには
機体上面に大きなアンテナが二つ設置されているので、プラ板でアンテナを自作して
います。
という事で、完成品は後日アップしていきたいと思います。