WORK No. 047 フジミ 1/72 ファイティングハリヤー(AV-8A改造)
機体概要
ハリアーIIは、第一世代のハリアーGR.1/GR.3シリーズの改良型である。
もとのアルミ合金の胴体は複合材料を広範囲に用いた胴体に置き換えられたので、重
量が大きく軽減され、ペイロードや航続距離が向上した。新しい一体型の主翼は、約
14パーセント広くなり、厚みも増加した。
この主翼とLERXによって、1,000フィート(300m)の滑走距離で離陸した場合、第一
世代のハリアーに比べてペイロードが6,700ポンド(3,035 kg)増加した。
イギリスのハリアーIIは、主翼の各々の着陸脚の前に追加のミサイル・パイロンを持
っており、また、LERXはバードストライクに関するより高い要求によって強化され
ていた。
ハリアーIIのコックピットは、昼間でも夜間でも操縦可能で、ヘッドアップディスプ
レイ(HUD)、ヘッドダウンディスプレイとして二つの多機能ディスプレイ(MPC
tle-And-Stick)システムを備えていた。
BAe シーハリアーと同じく、ハリアーIIは張り出したバブル・キャノピーをもってお
り、これがきわめて良好な視界に貢献していた。
新設計のコントロール・システムと、大きな横安定性の組み合わせによって、ハリア
ーIIは第一世代のハリアーGR.1/GR.3に比べて、格段に操縦しやすかった。
イギリス空軍は、ハリアーを対地攻撃と偵察に使っていたので、空戦は短距離射程の
AIM-9 サイドワインダーに頼っていた。
ージュに対して運用したことで有用性が証明されていたが、シーハリアーFA.2は、1
993年から、より長射程のレーダー誘導ミサイルであるAIM-120 AMRAAMが搭載で
きるようになっていた。
シーハリアーは導入時からレーダーを持っており、アメリカ海兵隊はAV-8Bハリアー
に、AV-8B+へのアップグレードの一部としてレーダーを搭載したが、イギリス空軍
はレーダーを搭載しないことを選んだ。
シーハリアーが退役すると、そのブルーヴィクセンレーダーをハリアーIIに載せかえ
る提案がおこなわれた。
しかし、イギリス国防省は、リスクが高く、また、高価すぎるとして却下した。 国
防担当相アダム・イングラムは、コストが6億ポンドを超えると試算していた。
蒼き翼神でのファイティングハリヤーの設定
上記のように、ハリアーGR.1/GR.3シリーズに改良を加えて、操縦性を改善された
ハリヤーⅡを、日本の技術により更に、ドッグファイトに特化した改良を加えたの
が、ファイティングハリヤーである。
ハリヤーⅡから外見上は特に変化はないが、機体上部の設けられた2つの大きなアン
テナが特徴。
同機は、信濃航空団の守りの要として、第2航空戦隊(通称:2航戦)に配属されて
いる。
飛行隊長は、御存知!
あの大食漢・・・桑野一等空佐(タックネーム:ビック)である