大井川の思い出巡り

拝啓、あーさん！

俺達が大井川の大和製缶の現場で設計してから、もう20年になるんですね・・・
時は経つのは早いけど、俺達が現場で仕事した頃に産まれた子供が20歳になるんだから、歳も取りますね

そして俺達の記憶も・・・

いつもガソリン入れていたスタンドがまだありました。
そこの店員に聞いてみたんですが、あの会社、まだ大和製缶に入ってるみたいです。
そして俺達が毎日、朝食を買っていたコンビニは、サークルKでなくホットスパでした・・・二年前に取り壊されたそうです。

この先の海岸で、二人で大阪を想い、星を見て、涙してましたね(笑

そして現場終了して、直ぐには大阪に帰らず、レンタカー借りて、思い出巡りして、この港に車停めて、「現場の皆、まだ仕事してますよ」

と二人で優越感に慕っていたら、釣竿持った吉野さんが近ずいてきて、危うく見つかりそうになったのを想いだしますね

そしてこの交差点、覚えていますか？

「あーさん今日は、シシド流星群です ね・・・」

「アホか！それを言うなら、獅子座流星群やろ」

という、馬鹿な会話のお陰で、交差点の真ん中でスリップして、危うく大事故になりかけた事・・・

そして毎朝の通勤途中、車からこの冨士見橋から見える富士山を見て、「富士山のバカ野郎！デカイ顔すんなと！」と、富士山に八つ当たりしてましたね(笑

そして大和製缶、想いだすなぁ～

あーさんが、現場でスケッチしている時、俺は客の河野君と二人で、仕事サボって、地下タンクの上で昼寝して、あーさんにシバカレタ事・・・

二人で足場に登って、あーさんが高所が嫌いな事を知っている俺は、思いきり足場の上で跳んだり跳ねたりして、あーさんにドツカレタ事・・・

まだ二人とも、20代半ば・・・若かったすね

そして、車でホテルから現場まで通勤する以前、俺達は40分位かけて、チャリンコで通勤してましたね。
そして上の写真の堤防の道で、チャリンコこぎながアクビをしたら、俺の口の中に、でっかいバッタが入って、思いきり吐いた事・・・
ほんと、よく頑張ってチャリンコをこぎましたね。

雨の日も、風の日も・・・

ゴミ袋に穴を開けて、自作のカッパを被ってチャリンコこいだ事も懐かしいですね！

そして、、、自作のカッパ着て、コンビニに入って、他の客から寒い目でみれたローソンも・・・

今では焼肉屋になってました

ホント、俺達が過ごした大井川は、もう
なくなっていました

それと毎日夜飯に通ったホカ弁屋・・・

取り壊されて、誰か知らない人の家に
なっていました・・・

お！、いけない・・・もうすっかり夜になってしまった

嫁さんから電話がはいって・・・
「あんた、現場終わったて、言ってたのにいつ帰るん？！」

忘れてた！今日は、おかんの命日だった

あーさん、今日はその想い出のルートイン島田インターに止まります！

あのビデオ屋は、取り壊されて、ルートイン島田インターの別館になってました・・・

またまた変わってましたよ！

今日は、その別館に部屋が取れました。
ゆっくり、ビデオ屋の幽霊と寝ます

明日は、絶対に帰ろう！