第489段 オリジナル多脚式戦車 (5回目) 先日、「図面を訂正したので一式送る」との連絡が、あの帝王部長から電話があった。 今のこの時期に「何の訂正や???」と思ったのだが、REV部(変更箇所の雲マーク)を見て みると、どうでも良いような理由で細かい所を変更してやがる。 それも私が設計した図面にも・・・ まあ設計及び工事には、何の支障もない内容ばかりなのでスルーしようと思ったら、一つだけ 気になる所が・・・ 「トレースヘッダーバルブが1個消されてる!」 慌てて部長に電話して確認した所 「客からこのバルブは要らんから消しておいてと言われたから」 何やお前! いつも俺達には「客の言う通りに動くな!」と言っ て、中々承認印を押さないくせに、あんたは客の 言い成りかい??? このバルブ消えたら、配管内の液が固まるんじゃ! 客に消したらダメだと言う事を説明したら、「それなら元のままで」とまるで他人事。 頼むから仕事の流れの知らん奴は、設計と工事に口出しせんといてくれ! とりあえず、原型と複製の型が各々完成いたしました。 まず、地上との設置部となる脚部。 塗料の小皿を利用して、デザートガンナーみたくイメージして原型を自作してみました。 次に足首となるパーツの自作。 適当に、それらしいジャンクパーツを流用して自作当 (多分、ウェーブのファランクスだと思う) 上脚(多脚の太腿となる部分)は、いつものように工作用紙で箱組みをしてから、プラ板を張り 付けています。 因みに、このパーツは大きいので、最初から細かいディテールを施してからレジンを流すと失敗 しそうなので、大まかな形で面のみとしています。 これは膝の関節となるパーツ。前回の記事で紹介したパーツです。 多脚の上脚。太腿の部分となるパーツです。 これもジャンクパーツから脳内イメージで原型を自作していますが、ジャンクパーツの出所 は、もはや不明です。 と言う事で、次回はこれらの型にレジンを流し込み、パーツを6セット複製していきます。 今回はここまでとします。 |
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オリジナル多脚式戦車 (5回目)
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