第522段 新しい遊び場 ~自宅モデリング編~
自宅に戻っても模型製作環境が中々と整わず、もはや製作難民と化している現在。
例の馬鹿でっかいジオラマは、自宅の使っていない部屋に置きっぱなしにしています。
しかし!そろそろ嫁さんの機嫌が悪くなって来た。
「このジオラマが完成するまで、この部屋を使わせて下さい・・・」
池やんは恐る恐る、あの怖い嫁さんに低姿勢で頭を下げて御願いしたが・・・
「絶対にあかん! 模型は自分の部屋で作るって約束やろ!」
「いや・・・あの・・・作品が大きいので、工房で作業が出来ないんです。御願いします!
僕に部屋をお貸し下さい!」
「頭を下げても絶対にあかん! 自分の部屋で作れないのなら捨て!」
「そんな・・・」
「こんな大きいの完成しても置く所が無いやろ!もう捨ててしまい!」
「いや・・・置く所は、一応ショップのマスターが店で展示スペース確保してみるって言って
くれてるんです。だから迷惑は掛けませんから、製作スペースだけお貸し下さい!」
「あかん言うたら、あかん! グダグダ抜かすと家で模型を作れんようにするど!」
おい・・・こら・・・嫁さんよ!
お前は、金正恩か!
家のローン払い続けているの俺だど!・・・面と向かってそんな事は言えないけど
使っていない部屋があるのなら、貸してくれても良いやないか!それくらいの権利は俺にだって
あるのと違うか?
でも何とか、気の遠くなるような長い説得の為か?
ジオラマを製作する自宅でのスペースを我が家の独裁者から与えられる事ができました。
さてそこは・・・
バルコニーの一角でした・・・外かよ!
俺の事を舐めるな!
しかし文句を言うと、バルコニーの一角も没収されそうなので、可能な限り作業場を整えて
みます。
まず屋外での製作と言う事で、雨風からジオラマを保護しなければなりません。
保管時にはスタイロフォームで作った崖を保護する為に、上からバスタオルを掛けます。
四国のオジ様へ
オジ様から貰ったスタイロフォーム・・・もう全部使ってしまいました
大阪の息子より・・・何が言いたいのだろう(笑
その上から、段ボールと養生シートで作った特注のカバーを被せます。
そして、製作時にバルコニーを汚してしまうと、模型製作どころではなくなるので・・・
コーナンで芝生マットを購入。作業廻りを保護します。
更に、ジオラマ素材を保管する為のクリアーボックスを設置。
クリアーボックスの上段には、オランダドライフラワーを入れて保管します。
中段・下段には、長年コツコツを集めた、その他の素材を入れてます。
一応、ジャングルを製作つもりなのですが、まだまだ足りない・・・
そして、こんな物を壁に貼り付けてみました。
バルコニーの一角を使用した新しい遊び場を、名付けて・・・あとりえ池やん ~分室~
この分室には、2つの大きな欠点がございます。
1) 休日の昼間しか作業が出来ない
(土日、嫁と娘から何処かに連れて行けと言われたら、その日の作業は見送りになる)
2) 雨の日と風のキツイ休日は作業不可(因みに我が家は13階。風の強さは半端ない)
と言う事で、作業効率の悪い分室ですが、ないよりはマシと言う事で頑張ります
次は工房の復旧か・・・まだまだ製作ができませんな