第588段 トランぺッター T62 ERA (1回目)
最近は新しいキットも模型材料も、ヨドバシとアマゾンを多く使用している。と言うか、使
用率は80%を占め、ショップでの購入は殆ど無くなった。ショップに行く時間がなく、ボタ
ン一つでネットで購入出来るのは、便利で今のこの時代の利に叶っていると思うが、何か
味気ないなぁ。
でもこの便利なネット購入も、たまに腹立つ時がある。
先日、ヨドバシからこんな大きな段ボールの商品が届いた。
「あんた、また何買ったん?こんな大きい物買って、お金大丈夫なん?」嫁の疑わしそうな
表情を他所に、「俺、また何買ったんやろ・・・?」
と、この大きい箱に、自分自身ビビッてしまった。また、酔っぱらった勢いで衝動買いしたん
かなぁ?・・・昔何度か前科がある。
恐る恐る箱を開けてみると・・・・・・・
プラ棒かぁーーーい!
確かに、今製作中の空母エレベーター展示台の材料にとL型プラ棒2本セットを購入した。
でもヨドバシさん、、、商品に対して、箱過剰過ぎやおまへんか?
コンビニ弁当のビニール梱包も同じやね(笑
今回から、トランぺッターのT62ERAを製作していこうと思います。単体仕上げにするか?ジオラマ仕立てで仕上げるか?は、これから考えていきます。
T-62といえば、口径115mm・世界初の「滑腔砲」(かっこうほう)を搭載した戦
車として知られていますよね。
T-54/55の発展型として、東西冷戦の最中、当時のソビエトが第三次世界大戦で西
欧・駐留米軍に勝利するために作り出した戦車といってよいでしょう。
ちなみに陸上自衛隊の74式戦車は、このT-62に勝てる戦車として開発されたはず。
このトランペッターのキットは、「素」のT-62のバリエーションである
「ERA」(爆発反応装甲)が付いたバージョンで、大規模な戦車戦を放棄し、爆発反
応装甲ボックスを付ける事で非対称な対ゲリラ戦・市街戦に特化した仕様です。
製作机の正面に、いつものように塗装見本を張り付け。これでヤル気度が70%まで上昇!
暑さなんかに負けられません。
インストですが、相変わらず日本語には対応しておらず、ヤル気度50%まで低下。やはり
暑さが・・・
早速製作開始。まずは転輪から。このT62のロード・ホイールも2枚1組の複列式。
内側と外側の転輪を貼り合わせます。このキットは、ホイールパーツと緩衝材であるゴムタ
イヤが別パーツになっており、いつのみたいに筆で塗り分ける手間が省けると思いました
が・・・
ホイールの接着面からゴムタイヤをハメ込む構造なので、ゴムタイヤの後ハメ方法は断念。
転輪は、別に個別で製作していく事に決めました。漢字野郎は、考えが甘いんだよ
車体後部のパーツ接着面に、小さい隙間が生じました。完成後は、余り目立たない位の隙間だ
と思うのですが、やはりここはベーシックパテで埋めておきます。
車体下部の工作は、これでお終い。ロード・ホイールは後で取付るので、履帯の製作も
後でおこないます。
起動スプロケットと、、、
アイドラー・ホイールは、先に車体に取り付けておきました。
と言う事で、今回はここまでとします。