Quantcast
Channel: 模型製作徒然草子
Viewing all articles
Browse latest Browse all 520

ファインモールド 1/72 Xウィングファイター

$
0
0
WORKS No. 037  ファインモールド 1/72 Xウィングファイター
          ローグ(レッド)2      ウェッジ・アンティリース搭乗機

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

イメージ 9

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

イメージ 13

イメージ 14

イメージ 15

イメージ 16

イメージ 17

イメージ 18

イメージ 19

イメージ 20



諸 元

Xウィングは反乱同盟軍においてあらゆる任務に使用可能なマルチロール・ファイターであり、本機を運用した部隊としてローグ中隊が有名である。

元々、Xウィングは銀河帝国の新型制式戦闘機となるべく開発が行われていた。

しかし、帝国軍情報部から開発元インコム社の開発チームの中に反乱同盟軍のシンパがいるという疑いを掛けられ、メンバーは開発任務から解任された。

彼らには厳しい尋問が行われていたが、それを察知した同盟軍が設計図及び2機の試作機と共に彼らを救出した。

社内に残っていたXウィングのデータは全て破棄されたとされている。

Xウィングの最大の特徴は機体後部の4枚の翼、Sフォイル(Strike foils/Stability foils)である。

着陸時や、通常時はSフォイルを両側の同一平面上に閉じた状態で固定しているが、戦闘時にはそれを(機体軸線方向から見て)X状に開いた「戦闘ポジション」に固定して飛行する(これがXウィングという呼称の由来である)。

またSフォイルを展開することにより内側のラジエーターから熱を排出することができ、それに加えて機体自体の表面積の増加により非常に効率的な冷却が可能になっている(初期型では非展開時は放熱能力が不足するためレーザー・キャノンの発射を不可能にする安全機構が設けられていた)。

そして4枚のSフォイルの先端には4基のテイム&バック社製KX9レーザー・キャノンが搭載されており、このレーザー・キャノンは角度にして数度ではあるがロックオンした敵機にその砲口を向けることが可能である。さらにSフォイルを戦闘ポジションに展開することで射界が格段に拡大したため、TIEファイターなどの小型戦闘機に対しても高い命中率を誇った。

コクピットは機体のほぼ真ん中に配置されており、パイロットは一名であるが後ろのドロイド・ソケットにアストロメク・ドロイドを搭載することが可能である(但し、搭載可能なアストロメク・ドロイドはR2シリーズとR4シリーズに限られる)。

搭載されたドロイドは主な役割であるハイパードライブ突入航路の計算の他、自動操縦、戦闘中のレーザー砲・偏向シールド・推進エンジンへのパワー供給量の配分を担当し、自身の作業アームの届く範囲での応急修理も行う。

また操縦が非常に簡単であり、同じインコム社製の航空機であり、アウター・リムの若者を中心に非常に広く浸透している大気圏内機、T-16スカイホッパーと操縦方法が酷似しているため、T-16を操縦したことのあるパイロットならXウィングはすぐにでも乗りこなすことができるとされている(事実、同盟軍ではT-16をXウィングの練習機として使用している)。

コクピットの真下には2門の陽子魚雷(日本語版ではプロトン魚雷と表記される事が多い)の発射ランチャーを備えており、胴体内の弾薬庫に6発の陽子魚雷を搭載できる。

また、発射ランチャーは震盪ミサイルなどのランチャーと容易に換装可能である。

しかし、常に資金難である同盟軍にとってミサイル等の兵器の製造、購入は非常に負担となるため、通常の任務の際はほとんど1組(2発)か一発も装填せずに出撃していた。

デススター攻略戦時ですら、搭載していない機体があったほどである(ルークが2発搭載していたのは偶然だった)。

その優れた性能によりXウィングは帝国軍の主力戦闘機TIEファイターを圧倒し、帝国軍はそのためにTIEファイターを改良したTIEインターセプターの設計を余儀なくされることになる。

しかしそのTIEインターセプターでさえ大抵の戦闘ではXウィングに勝つことができていないのも、Xウィングの高性能を物語っているといえよう。

実際、銀河内乱時、「TIEファイターがXウィングを一機撃墜できる時間があれば、XウィングはTIEを5機撃墜しているだろう」などと言われていたほどである。

ただし、帝国軍が配備するTIEファイターの数はXウィングの5倍どころか数十倍、数百倍にも及ぶため、同盟軍パイロットがいかに勇敢で優れた技量を持っていても、大量に押し寄せるTIEシリーズと、技術と勇気では決して同盟軍に引けをとらない帝国パイロットを相手に過酷な戦闘を強いられ続け、敵を5機10機撃墜したところで同盟軍の劣勢が覆ることはなかった。

Xウィングは良好な機動性と強力な武装、十分な防御能力を備えた戦闘機であり、Z-95ヘッドハンター、Yウィングなどの旧式戦闘機に頼っていた同盟軍にとって、初めて帝国軍新鋭戦闘機を凌駕する性能を持つ機体である。

しかしその反面、高性能かつあまりにも多機能な点が災いし、戦闘機としては非常に高価な機体になった。

素晴らしい操縦性の反面、お世辞にも整備性の良い兵器とは言い難く、その複雑極まる精緻な内部構造は常に資金難にあえぐ同盟軍およびその整備兵を苦しめ続けた。

作戦のたびにただでさえ足りない機体を全機稼働状態にすべく、整備に追われることとなったのである。

結局同盟軍は銀河内乱の最後まで、潤沢な機数のXウィング部隊を持つことはできなかった。

それでも現場の評価は非常に高かったが、同盟軍のスポンサーの中には劣勢な反乱同盟軍が主力戦闘機とするにはあまりにも高級機過ぎるのではないかという声も
あった。

また、その高価さ、多機能さ故に搭乗員が脱出をためらうという現象がしばしば見られた。

前述のとおり同盟軍にとって非常に高価で貴重な主力戦闘機であり、さらに輸送船の不足を補うために、脱出戦闘などでは機内コンテナに積み込めるだけの重要物資を積んでいることも多かったのである。

このため優秀な脱出装置が備わっているにも関わらず、被弾時にギリギリまで機体を放棄することをためらい、結果として戦死してしまうパイロットが後を絶たな

かった。

常に優勢な帝国軍の攻勢を受け続けており、パイロットが皆歴戦のベテラン揃いだったため、自分の機体に少なからず愛着があったのも機と共に散ってしまう傾向に拍車をかけていたようである。

一方、帝国軍ではパイロットと機体は固定されていない(いつも違う機体に乗り込んでいる)関係上、パイロットはTIEファイターという機種には誇りをもっていても機体そのものに愛着はなかったため、可能な状況であれば脱出をためらわなかった。

Xウィングはその後数十年に渡って反乱同盟軍/新共和国の主力戦闘機として使用され、のちにXJ型、ジェダイ専用機ステルスXなどの改良機も開発されている。

後期のXウィングはその整備性の悪さや性能が改善されている。

                              ウィキペディアより引用


Viewing all articles
Browse latest Browse all 520

Trending Articles